院内紹介
待合室
入り口側からの待合室の様子です。一番奥のソファーは背もたれが高く他と仕切っています。お好きな場所におかけください。
待合室
風除室ですが広いので待合としても利用してください。
診察室
体重の量れる診察台があります。場合によってはじっくり話ができるようにソファーを置いています。診察室は3室あります。
手術室
避妊・去勢、整形外科手術などクリーンさが求められる手術はこの部屋で行います。人工呼吸器、心電図などの生体モニターを完備し、安全に手術できるように設備を整えております。
麻酔器
Dräger Perseus(ドレーゲル ペルセウス) A500 です。避妊・去勢、多くの手術の時は全身麻酔が必要です。より安全に全身麻酔をかけられるように最新の人工呼吸テクノロジーを搭載した最上位機種を導入しています。100%の安全に近づけられるように努力しております。
手術準備室
自動手洗い器など消毒には配慮しております。準備をしながらでも麻酔中の患者の様子を確認できるようにガラス窓で配慮しております。
第2手術室
この部屋ではCT検査、内視鏡検査、歯科処置、簡易的な手術を行うことができます。
レントゲン室
ハムスターなどの小型動物から大型犬まで撮影可能です。
動物用マイクロCT(Stella Scan)
外科用X線TVシステム (OPESCOPE ACTENO)
レントゲン画像は1枚の画像ですが、この機械は透視画像でリアルタイムに動きをみることができます。
整形外科、呼吸疾患、血管造影などの時に役立ちます。動物用の機械のため、被ばくを少なくできるように設計されており安全です。
超音波診断装置(Aplio 300 Platinum Series)
ほとんどの場合、麻酔は必要なく体に害のない画像検査です。心臓の動き、臓器の形態・血管走行などを1mm単位で描出できます。
使用者により好みはあり見解も異なりますが、ハイクラスの装置です。
超音波診断装置(ARIETTA Prologue)
この超音波診断装置は小型のため持ち運びが可能で、救急疾患などの時に活躍します。当院では特に整形分野で活用しています。レントゲンでは診断できない関節・腱・骨などの疾患を診断することができます。
膝関節のエコー所見です。関節液の貯留、腫瘍の有無、滑車溝の深さなど様々なことが分かります。
内視鏡(オリンパス Ves Be-one)
食道、胃、十二指腸、大腸などの中を確認することができます。誤って何かを飲み込んだ場合、長期にわたり嘔吐・下痢が治らない場合などに使用することが多いです。
犬・猫の場合、多くが全身麻酔下で行うことになります。
この内視鏡は動物専用で先端の外径が5.4mmで小型の動物~大型犬まで対応できます。
NBI(Narrow Band Imaging) といい、粘膜表層の血管や表層微細構造が強調表示する機能があり、潰瘍や腫瘍をより鮮明に描出することができます。
オーラルベットⅡ
動物用歯科治療ユニットで基本的にこれで歯科治療はすべてこなせます。スケーラー、オーラルモーター、バキューム、すべてそろっています。
動物の場合は全身麻酔下で行うことがほとんどであるため、少しでも体温低下が防げるように温水供給機能がついています。
当院では歯周病予防のスケーリングから抜歯、歯の保存修復、不正咬合の矯正、猫の尾側口内炎など専門治療まで対応しております。
歯科器具
上記以外にも歯科治療機器を揃えています。動物の場合、日常的に歯みがきをすることは難しく、1歳齢でもかなりの割合で歯石が付着しています。当院は全身麻酔機器が3台ありますが、どの場所でもすぐに歯石除去ができるように準備してあります。
整形外科器具
椎間板ヘルニア・膝蓋骨脱臼・骨折・レッグペルテスなどの整形外科疾患で使用します。
歯科用レントゲン撮影装置
通常、胸部・腹部などを撮影するレントゲン装置では口腔内の細かい撮影ができないため口腔内専用のレントゲン装置があります。手にもって好きな角度から照射できるため便利です。撮影した画像はパソコンで確認ができます。
除細動器
検査室 調剤室
診察室のバックヤードは検査室、調剤室になっています。
全自動血球計数器(セルタック)
一般的に「血液検査」という時に使用します。白血球・赤血球・血小板などを測定する機械です。
臨床化学分析装置(冨士ドライケムNX700)
肝臓、腎臓などの働きを見るときに使用する検査機器です。当院では検査をすることが多いため2台導入し、待ち時間が少ないように配慮しています。
動物用免疫反応測定装置 (冨士ドライケム IMMUNO AU10V)
マーカー(SAA)、性ホルモン(プロジェステロン)を測定することができます。当院ではこれらの測定を
することが多く、2台導入しています。
血液凝固分析装置(COAG2NV)
動物用の血液凝固検査装置です。PT(プロトロンビン時間)、APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)、フィブリノーゲン濃度を測定することで手術時の出血異常リスクを予測します。
多少コストのかかる検査のため、当院では現在ある程度出血が予測される手術の時に検査を行っております。
マイクロスコープ
キセノン光治療器
光線療法とは細胞レベルで働きかけ、血流の増加、組織修復促進、神経保護、抗炎症作用、鎮痛作用などを期待するものです。
そのうちキセノン光とは幅広い波長で浅部、深部共に照射ができます。動物種に関わらず使用できます。
動物用オゾン発生器(Petfine)
オゾン(O3)は血液と接触すると活性酸素種と過酸化脂質代謝物が生成されます。さらにこれらが血液の成分に働きかけ、酸素運搬能の改善・白血球の活性化・骨髄での活性の高い赤血球の産生増加などが起こります。
動物では皮膚疾患(アレルギー・外耳炎)、疼痛緩和、
自己免疫疾患、椎間板ヘルニア、歯肉炎・口内炎、胃腸障害、高齢期のケア、腫瘍、腎不全、貧血、など様々な疾患
に対して適応があります。
多くの場合は直腸に細いカテーテルを通し、オゾンガスを注入します。1~2分くらいで処置は終わります。
当院では治療のファーストチョイスとは考えていませんが、副作用なく他の治療と並行して行うことができます。