膝蓋骨内方脱臼

 パテラ(膝蓋骨)の疾患で、小型犬では内方に脱臼することが多くとつぜん後肢を痛がる、

スキップをすることがあるといった症状をとります。程度は様々で時々外れるくらいから常

に外れていて触っても戻らないくらいひどいものまであります。通常は内服で治る疾患では

なく手術が必要になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上のレントゲンの黄色い矢印の楕円形のところが膝蓋骨です。内側によってしまっており、

骨格も歪んでいます。右のレントゲンは手術後でピンが刺入されていますが、膝蓋骨は真ん中

にはまっています。骨格もまっすぐになっているのが分かります。脛骨結節転移術、滑車造溝術

など症例に合わせていくつかの方法を組み合わせて手術を行います。可能であれば刺さってい

るピンは数か月後に抜去します。 すべてのパテラ内方脱臼の子が手術になるわけではありま

せんがグレードⅢ(常に外れている)子は積極的に手術を考慮してもらっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年11月17日